歯周再生外科Ⅱ

今日は歯周再生外科で全国的に著名な福岡県 榊 恭範 先生の実技トレーニングを受けてきました。

榊先生のトレーニングは昨年の10月以来で2回目になります。

今回はインプラントの周囲に安定した骨を作るテクニックを重点的にトレーニングしました。

ではその一部をご紹介します。

 

インプラントを埋入しましたが、骨が全然足りません

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そこで骨造成を行うために減張切開

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チタンメッシュを付型します

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チタンメッシュを合わせて、人工骨を填入

 

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チタンメッシュを固定して

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CGF(concentrated growth factors)を適応して縫合

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ぴったり隙間なく美しく縫合することで

より良い骨再生が期待できます

これはGBRと呼ばれる骨造成のアドバンスなテクニックですね

 

他にもメンブレンテクニックや、サイナスなど盛りだくさん

時間にして朝9:00~夜7:00まで

長時間にわたりご指導いただいた榊先生をはじめ、協力していただいた業者の方々

ありがとうございました。

最後に

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認定とかそんなのは興味ない

とか

いつも言い放っていたので申し訳ない気持ちです(・_・;)

準備していただきありがとうございました

インプラント上部構造SET

1月はインプラント手術が12件あり

少し忙しかったのでブログどころではありませんでしたが

ようやく落ち着いてきました 。

本日は手術ではなく

インプラント上部構造SETの患者さんです。

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何も無かったところに

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しっかりと白い歯が入りました

 

何も特別なことはありませんが

当たり前のことを当たり前にやる

これが大事なことなんですね

本日のインプラントOPE サイナスリフト

今週は3日連続インプラントOPEでした

年末OPEしなかった分1月に集中してます

その中から本日の症例を紹介します

右上大臼歯部のインプラントでした

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CTで見ると骨が2.53㎜

かなり骨が薄いです

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別角度から見てもやっぱり3㎜以下です

ショートインプラントでも6~8㎜の長さがありますので骨が全然足りません

よって本日はサイナスリフトという骨造成を行いインプラントを埋入しました

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意味わかりますか?

横のメモリを見て下さい

さっきは骨が3㎜以下だったのに10㎜のインプラントを入れてもまだ余裕がありますね

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別角度から見ても綺麗に骨造成できました。

あとはインプラントが骨と結合するまで待つだけです。

 

このように当院には難症例にも対応する外科手技があります。

骨が無くてインプラントをあきらめていた方も是非ご相談ください。

親知らずを抜いてインプラント

本日のインプラント手術です。

インプラント予定部位のさらに奥に

親知らずが埋まっています

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親知らずがこのままあるとインプラントに悪影響を与えるので

抜いて手前にインプラントを埋入しました

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埋まっている親知らずを抜くのは簡単なことではありませんが

そういった外科手術が正確にできるからこそ

インプラント手術を安全に行うことができるのです。

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定位に縫合して手術終了。

OPE時間40分でした。