インプラント以外の選択肢(ブリッジ)

インプラント以外の選択肢としてブリッジがあります。

この患者さんは左上の差し歯が割れてしまい、抜歯になった患者さんです。

患者さんからインプラントは使いたくないという希望がありましたのでブリッジで治療していきます。

このケースの注目ポイントは抜いたところの歯肉が凹になっていることです。

通常歯を抜いたところは歯肉が下がって凸形態になってしまい、ブリッジを入れてもやや不自然になってしまいます。

このケースでは、オベイトポンティックという技術を用いて、歯肉をこういった形に誘導しました。

この凹面にブリッジが入り込むことでより自然に見せることができます。

ピタッとはいりましたね

 

そしてもう一つの注目ポイント

通常ブリッジは両隣の歯を削って橋渡しになりますが、このケースでは真ん中2本しか削っていないことです。

しかも真ん中2本はもともとかぶせが入っていたのでただ外して修正しただけ。

つまり新たに削った歯はゼロです。

 

このように当院では「最小限の切削量でより審美的な治療」を行っています。

最終補綴はメタルセラミックとなりました。

 

 

 

本日矯正ブラケットオフ

土曜日は矯正の患者さんがたくさんいらっしゃいます。

本日は調整24名 矯正相談2名 ブラケットオフ1名

でした。

ブラケットオフとは治療が終了し矯正装置を外すことです。

上顎だけの矯正を、目立たない矯正装置で行いました。(クリアブラケット+ホワイトワイヤー)

そして本日ブラケットオフ

さっきまで装置がついていたとは思えないほどつるつるで真っ白です

治療前後を模型で比べてみましょう。

10か月で綺麗な歯並びになりました。

上から見たらこんな感じです。

歯の本数を数えてみて下さい。

歯を抜かずに矯正したのがわかりますか?

抜かなくても飛び出した前歯がちゃんと中に入りました。

これが当院の非抜歯矯正テクニックです。

 

 

 

 

インプラント以外の選択肢

本日の治療

2本虫歯を治して、ブリッジの仮歯を作成しました。

こういった欠損の場合、選択肢は①インプラント ②ブリッジ ③義歯 の3つになります。

最近はインプラントありきの説明が氾濫し、ブリッジと義歯が悪者のようになってしまっていますが、診断と技術が確かであれば本来は長持ちする治療法です。

当院ではインプラントに偏らず、すべての選択肢の中から患者さんにとって最も有利な治療法を提案します。

 

 

本日のインプラントOPE

本日は二次OPEでした。

二次OPEとは、インプラント埋入OPEの3~6か月後、骨と結合した後に土台を立てる手術のことです。

手術と名前がついていますが、いたって普通の治療ですので患者さんもリラックスしていました。

左上の小臼歯部2本のアバット(土台)を立ててプロビジョナル(仮歯)を作成しました。

エマージェンスプロファイル(歯肉からの立ち上がり)も良好です。

あっ!!間違えないでくださいあくまで「仮歯」です。

「仮歯ですよ」

強調しておかないと本物と間違えてしまう患者さんがいらっしゃいますので

本物はくらべものにならないぐらい綺麗ですのでご期待ください

本日のインプラントOPE

昨日に引き続き、本日もインプラントのOPEを行いました。

左下小臼歯部 インプラント1本埋入

フラップレスでもよかったのですが、角化歯肉の問題でフラップをあけて1回法としました

当院のインプラントレントゲン画像診断はCT・パノラマ・デンタルと3種類ありますが、簡単な症例の場合、術後確認のレントゲンはデンタルという小さいもので済ますことも多いです。

患者さんの被爆をできるだけ少なくする方が良いのは間違いないですからね。