下の前歯が欠損の患者さんです。
このような3歯連続欠損の場合、ブリッジは設計不可であり
歯を入れたい場合は義歯かインプラントどちらかの選択となります。
真上から見た状態です。
骨が硬くて薄い下顎前歯部はインプラント治療の難易度が高い部位です。
本症例はGBRという骨造成を行いインプラントを埋入しました。
二次手術時に充分な骨幅を維持できていることを確認し
上部構造を装着しました。
日々の診療でインプラント 矯正歯科 審美歯科に関することを中心に紹介します
下の奥歯が2本無い症例です。
歯が無い状態の何が問題かと言うと、残った歯の負担が倍増することです。
オーバーな力が歯にかかり続けると、やがてグラグラしたり割れたりで抜歯となり、また歯の無い範囲が拡大していきます。
その悪循環を断ち切る方法がインプラント治療です。
この症例は歯が無い部分にインプラントがしっかりと入り
全体で均等に咬めるようになりました。
たった2本のインプラント治療によって残存歯の負担は激減し、
欠損を作り出す悪循環とは無縁の咬み合せになりました。
見た目も綺麗で、一度歯を失ったことは誰にも気がつかれることは無いでしょう。
歯が無い部分が気になっている方はお気軽にご相談ください。
40代女性のインプラント治療です。
左下の奥歯がありません。
安全な手術を行う為にCTでシミュレーションを行います。
下顎管までの安全な距離を計測しインプラントの長さを決定します。
また骨の幅を計測し、直径4.1㎜のインプラントを埋入するためにはGBRという骨造成を行う必要があることも分かりました。
それらの分析結果をもとにインプラント手術を行いました。
インプラントが骨と結合したことを確認し
上部構造を装着します
綺麗に歯が入りました。
横から見ても
歯肉から綺麗に立ち上がり
清掃性も良い形態に仕上がりました。
症例をご覧いただき有難うございます。
インプラント2本で3本の歯を作った症例です。
この設計で治療費は約¥550,000となります。
当院では安全かつ患者さんの負担が少ない手術を行うべく低線量CTによるインプラントシミュレーションを行っています。
また金銭的な理由でインプラントのメリットを断念せざるを得ないという状況を少しでも少なくする為、治療費は適正価格に設定しております。
インプラント治療がどのようなものか気になる方は、お気軽にご相談いただければと思います。
40代女性の下顎インプラント治療です。
【術前→術後 咬合面観】
インプラントによって機能性・審美性ともに改善されました。
【CT・レントゲン】
術前CTで骨の量や下顎管までの距離を精査します。
上部構造はインプラント体にネジで締結されています。
【術前CT 埋入部位①】
骨がほとんど無かった為、GBRという骨造成を行いました。
またオトガイ孔に注意して減張切開を行いました。
【術前 埋入部位②】
CTで下顎管までの距離を計測し、10㎜のインプラント体を選択しました。
【インプラント埋入後】
予定通りインプラントが2本埋入されました。
GBRの結果も良好で、手術時間は45分でした。
【上部構造作成模型】
専用の型採りで、インプラントが入った状態の模型を作ります。
症例をご覧いただき、ありがとうございます。
下顎のインプラント治療で最も大事なことは、下顎管を損傷しないことです。
当院では、CT検査を行い下顎管までの距離を計測し安全な手術を行っています。
また、美しく適合性の良い上部構造を作製する為に、インプレッションコーピングと専用のトレーを用いたインプラント特有の型取りを行い、精密な模型を作製しています。
インプラントの料金は、1本¥250,000(セラミックの上部構造込み)なっています。
治療についてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。