トップページ > 小児歯科

小児歯科PEDODONTIC

    

乳歯とは?
 乳歯は子供の歯ですが永久歯の親でもあります。 永久歯は乳歯に守られ、誘導されて生えてきます。 とても大切な働きをしています。どうせ抜けるからと放って置くと困った事になります。

簡単に抜歯してはいけません。
 痛いから、これ以上治療が困難とかで平気で抜歯する所も多く見受けられます。 もちろん生え変わり寸前のグラグラした歯は抜いたほうがいいでしょう。 しかし永久歯が歯胚(卵のような状態)である時や、まだまだ未完成の時に抜歯すると 悪影響が心配されます。

歯並びについて
 混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時)にどうするか迷っている人が多い様です。 しかし矯正の時期は早ければ早いほど簡単に治ります。 永久歯列が完成した中学生〜高校生が適齢期とはされていますが、 もっと早くすれば早く正常な位置にくるのも事実です。
かしば歯科では一次矯正をして、先ず現在の状態を正常にし、それから後続の永久歯を待つ という方法を行っています。是非ご相談下さい。 料金も総額のワクを設定していますので安心です。

小学校時代の賢い矯正法(一つの方法としての提案)
小学生時代は「みにくいアヒルの子」の時代といわれ、永久歯と乳歯が混在している年齢です。   永久歯は6歳から生えはじめ、12歳で生えそろいます。乳歯は5種類で、上下合計20本の歯があります。まず乳歯の一番奥より、6歳で第一大臼歯という人の歯の中で一番大きな歯が生えてきます。6歳の時になぜこんなに大きな歯が生えてくるのかというと、頭がどんどん大きくなり、脳が発達するためと、体を十分大きくするために良く噛めて、栄養を取れるようにするためです。乳歯の中の奥歯が最後に生え変わるまでが脳の発育の一番活発な時期なのです。このように、歯が生え変わったり、その順番というものにも全て理由がありますから、小学生の時に奥歯を抜いたり、側方に広げるというは危険でお勧めできません。また、矯正装置を付けている時間は短いほど良いのです。   特に舌側(内側)に装置を付けるのは、発音のためにも、食事のためにも都合が良くありません。   歯は、5種類のものが1種類ずつ、5年かけて生え変わります。つまり永久歯に生え変わるために5年もかかることになります。そこで、小学生の矯正は2年生ぐらいの時に前歯の2種類8本と、大臼歯を正しくしておいて、6年生まで矯正を控えておくのです。前歯と第一大臼歯が正しく成長していれば、小学6年生で残りの12本を正しくするのは6ヵ月もあれば可能です。これが小学生時代の賢い矯正法としては効果的な方法の一つといえるでしょう。

無痛的治療について
 かしば歯科では拘束具使用しません。出来るだけ痛くないように治療をします。 それでも恐怖心を持ってしまったお子さんには、何回かかけて痛くない事を解らせてから治療します。 決してネットで縛ったり無理やり治療はしていませんので、親御さん方も自由に診療室で御覧下さい。

予防歯科について
 高濃度フッ素を使った虫歯予防、正しいブラッシングを指導します。
 シーラント(予防充填材)なども有ります。

砂糖は悪者か?
 「甘いものは虫歯になるからやめよう!」今や常識となった言葉ではあるが、果たしてそうでしょうか? 砂糖が口の中に長時間停滞するなら、歯質を弱めます。しかしキチンと歯磨きし、ダ液が十分出ていれば 心配することはありません。むしろ砂糖は脳のエネルギー源となるので、子供には必要だと思われます。 最近、日本の学力が低下しているのは案外そんな理由かも知れませんね。もちろん取り過ぎはダメですよ。 かしば歯科で予防すれば、砂糖ごときで虫歯にはなりません。虫歯にはもっと他の原因があります。 ストレスなく甘い物を食べて、脳にエネルギーを送って、頭の良い子に育てましょう。

子供はみんなの宝です
 子供の治療をいやがる所もありますが、かしば歯科は子供がとても好きです。 これから将来を背負っていく子供を正しい判断と治療、予防することは 歯科医として当然の責務と考えています。
最近は歯科も細分化されようとしていますが 歯科は歯科です。
子供もやがて大人になります。すべてが見通せねば 間違ったり、偏った治療になってしまうと考えています。

ページトップへ戻る
Copyright(C) Kashiba Dental Clinic All Rights Reserved.